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なかなか知っている人にしか分からない内容かもしれませんが、ほとんど撮影の過程で加工がないというか、ストーリー染みたものではないのがかえってよかったと思います。
NHKの福祉番組より、各テレビ局のドキュメンタリーよりもノンフィクションに近い、カメラが入る中で「こらーる岡山」の風景の日常を撮影できたのだと思います。
精神障害者は未だに正しい知識や理解が進んでいません。
だからよくモザイクにして顔を隠しますが、この映画はあえて「変な偏見を助長しないために」出演者の了解の下に顔出しで撮影に臨んだことは大変評価できます。
また、出演された方もそれを了承して顔出しでというのは大変勇気のいることだったかと思います。
この映画は撮影者側あるいは出演者が何かを伝える、意図して撮影されたものというよりも、観る側が受動者ではなく能動者として自分が観た映画に対してどう感じたか、どう捉えたか、どんなことを考えたかなど、作品を提供される側が自らを映画を通して問い、精神障害者とどう向き合うかを自分から考えるきっかけになるだろうと思います。
エンターテイメントとしての面白さはないですが、社会的な意味合いでの面白さ(interesting)は大いにあると思います。
本当に観る人次第の映画だと思います。
お客さんはもしかしたら少なかったかもしれませんが、大変意味のある映画を上映してくださって感謝します。
今後もこういった意義深い映画の上映を期待しています。
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